G2 の近況報告


いやあ、こんなに忙しい日々は、人生で初めてかもしれません。
2015年5月〜2017年3月。
この2年間で、16本もの芝居を創りました。
一年あたりで7本の脚本、7本の演出をしていることになります。
自分で言うのもなんですが、ちょっと異常です。
その内容も多種多様、ミュージカルから時代劇、本格会話劇、漫画原作まで。

この一年間だけでも振り返ってみると……

2016年
5月『御宿かわせみ』(脚本・演出)
    明治座 中村橋之助(現・芝翫)、高島礼子ほか
6月『メルシー! おもてなし』(脚本・演出)
    パルコ劇場 中井貴一、YOUほか
8月『マイ・フェア・レディ』(翻訳・訳詞・演出)
    東京芸術劇場プレイハウス 寺脇康文ほか
9月『ガラスの仮面』(脚本・演出)
    新橋演舞場、松竹座 貫地谷しほり、マイコ、一路真輝ほか
10月『ミュージカル・バイオハザード』(脚本・演出)
    赤坂ACTシアターほか 柚希礼音、横田栄司、吉野圭吾ほか
2017年
1月『戸惑いの惑星』(作・演出)
    東京グローブ座ほか 坂本昌行、長野博、井ノ原快彦
3月『熱血!ブラバン少女。』(作・演出)
    博多座 博多華丸、星野真里、田中美里、宇梶剛士、鳳蘭ほか

とまあ、このめまぐるしさ。
ちょうど去年の4月あたりから呼吸をする暇もなく、
とにかく一本、一本、手を抜いたと言われないよう丹念に熱を込めて創り上げました。
たくさんのプロデューサーから貴重なチャンスを頂戴し、
たくさんの素敵な人たちと出会えたことが、いちばんの幸せです。

前回の近況報告で『バイオハザード』の内容までは触れていたので、
ここでは、今年の2本について軽く解説を。

『戸惑いの惑星』は、トニセンの3人が「ミュージカルでもストレートプレイでもない
見たことのない舞台をやりたい」という希望のもと、私を指名してくださいました。
生演奏のミュージシャンが4人いるとはいえ、出演は3人のみ。
いままでのトニセンの持ち曲からセレクトした7曲をもとに物語を綴りました。
イノッチから「セリフは長めでもがんばります」宣言があったので、
3人とも相当なセリフ量になりました。
が、若手とは違う、経験を積んだ彼らなりの
大人のファンタジックな感動の物語ができたと思います。
スタッフなのに本番で泣いている人が結構いたりして。
荻野清子さんのアレンジと音楽も素敵でした。

『熱血!ブラバン少女。』は、これはもう企画段階から大変なお話でした。
福岡に精華女子高校という、全国吹奏楽コンクールで
10回以上も金賞を受賞した学校があるのですが、
その人たちをモチーフに、現役の吹奏楽部員が生で出演して演奏もするお芝居。
というのがプロデューサーからの依頼でした。
精華女子の部員は全部で約150名。それが3チームに分かれて50人ずつ出演します。
しかも音楽会でもミュージカルでもなく、普通のお芝居で、ですよ。
ちなみに、吹奏楽部員が楽器を構えて座ると、
いかに博多座とはいえ、舞台はいっぱいになります。
どうやって転換するの? どんなお芝居になるの? 精華女子の高校生は芝居できるの?
なかなか台本が書けないまま、時間が過ぎ去り、
それでも出演者を決めなきゃいけないのですが、
主演の博多華丸さんを始め、鳳蘭さん、星野真里さん、田中美里さん、宇梶剛士さんらが、
「台本がまだでもG2の舞台なら出る」と言ってくださって……
それで勇気をもらって台本を書き上げたのでした。
結論から言えば、博多座でしかやらないことが勿体ないくらいの
素敵な舞台になったのですが……。
その詳しいお話は「ブラバン少女・制作後記」として近々、当サイトで発表しますね。

そして今、私は来年の舞台の台本の執筆を複数本抱え、ひたすら執筆作業の毎日です。
また劇場でお会いできる日を楽しみに。

                        G2



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